BL11:局所構造ビームライン

偏向電磁石からのシンクロトロン放射光を利用できるビームラインです。2.1 keV ~ 23 keVのX線を利用して材料評価などを行うことができます。ビームラインには上流側より第1実験ハッチと第2実験ハッチが設置されています。第2実験ハッチには、XAFS測定装置が常設されており、透過法、蛍光収量法、転換電子収量法でのXAFS測定が可能です。石英製加熱炉とガス除害設備を利用したin situ XAFS測定も可能です。また、測定機器の組み換えにより、小角X線散乱(SAXS)測定も可能です。

 
BL11の概観(左)および実験ハッチ2内の様子(右)


BL11の光学系とハッチおよび実験ステーション配置図

光子エネルギー範囲

2.1 keV 〜 23※ keV
※3.5 keV以下、または16 keV以上のX線を使用する場合は、BLの調整が必要なため事前にご相談ください。

エネルギー分解能

(ΔE/E)

10-4 〜 10-3

光子数

2 × 109 photons/sec@7.2 keV

ビームサイズ

(試料面)

5 mm(H) × 1 mm(V) (スリットサイズによる)

 

研究分野 (キーワード)

硬X線XAFS・Tender X線XAFS(EXAFS、XANES)、X 線小角散乱(SAXS)

実験ステーション

XAFS測定関連機器: イオンチェンバー、シリコンドリフト検出器(単素子SDD、7素子SDD)、ライトル検出器、転換電子収量検出器(他BLと共用)、クライオスタット(15K~室温のXAFS測定)、透過法用石英製加熱炉(室温~1073KのXAFS測定)、蛍光収量法用石英製加熱炉(室温~873KのXAFS測定)

 XAFS測定装置

 X線小角散乱測定装置