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高感度な位相コントラストX線CTの高速化に成功 -三次元計測時間を最大で従来の1/20(6分)まで短縮-

2020年2月4日
九州シンクロトロン光研究センター

概要

佐賀県立九州シンクロトロン光研究センター(SAGA-LS)及び北里大学は、高感度な位相コントラストX線CTにおける計測時間を最大で従来の1/20となる6分まで短縮することに成功しました。

これにより、ビッグデータ解析に資する多数試料の高精細・高速計測が可能になることに加えて、3次元の時間変化(空間3次元+時間1次元=4次元CT(4DCT))も計測可能になると期待されます。

今後は、当センターの一般利用に向けた整備を進め、ポリマーやゴムの各種有機材料、食品、天然資源などの産業利用に加えて、生体試料や植物など学術的な応用にも展開していきます。

計測時間6分で取得したラット腎臓の無造影3次元像

九州シンクロトロン光研究センター<プレスリリース>はこちら


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