所長挨拶

公益財団法人佐賀県地域産業支援センター
九州シンクロトロン光研究センター
所長 石橋 正彦

 

平成30年4月1日付けで所長に就任いたしました。利用者の皆様にご挨拶申し上げます。

 

 佐賀県立九州シンクロトロン光研究センターは、シンクロトロン放射光を利用する産学官の研究開発拠点として佐賀県が設立した九州で初めての施設です。2006年2月に開所し12年が経過しましたが、実験ホールの増築、県有ビームライン6本の整備、シンクロトロン/蓄積リングの蓄積電流値300mAへの増強などにより、企業、大学、公的研究機関のご利用は年々順調に増加しています。また、佐賀大学、九州大学、住友電気工業株式会社が専有するビームラインも順調に稼働し、学術面や人材育成においても多くの成果が得られるようになりました。開所13年目を迎え、研究センターは安定した運用を継続しており、利用者の皆様に信頼され、安心してご利用いただける施設になりつつあります。
 これからの地域社会においては、これまで以上に地域における産業の活性化、新産業の創出が重要であると言われていますが、この研究センターが佐賀県に立地していることを鑑みると、地域から新産業を創出するための支援を行い、地域での存在感をより高めることも必要になってきています。今までの所長が築き上げられてきた第1ステージの研究センターから、一歩進んだ第2ステージの始まりとして、地域産業の活性化に繋がる支援に、より一層の力を入れるために新しい支援の在り方についても検討していく所存です。また、強力な地域産業支援を実現させるためにも、社会のより広いニーズに合せた利用技術の開発や利用分野の裾野拡大に努め、高いレベルの技術やサービスを有する多くの利用者の皆様に信頼される施設になれるよう尽力してまいります。
 今後とも、佐賀・九州はもとより国内外の研究者・技術者に利用していただけるようなユーザーフレンドリーな施設となるよう、管理運営を行ってまいりますので、より一層のご指導、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

平成30年4月