第12回九州シンクロトロン光研究センター研究成果報告会

※第12回九州シンクロトロン光研究センターは盛会の内に終了いたしました。
多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

開催趣旨

 電子線、X線、イオンビームなどの量子ビームの利用技術は近年大きく進歩しており、九州シンクロトロン光研究センター(SAGA Light Source (SAGA-LS))も良質なX線である放射光を扱える施設として、これらの技術進歩に貢献すべく日々努力を重ねております。

 産業の中で、特に工業の分野において利用されることが圧倒的に多いこれらの量子ビームですがSAGA-LSでは2006年の開設当初、農業・漁業の分野も重要な貢献先と考えて活動を開始いたしました。以来10余年、自然界を相手に量子ビームを活用して成果を上げることが、非常に難易度の高いものであることを改めて認識した次第です。

 2018年度の研究成果報告会では、農業・漁業への貢献に再度アクセルを踏むべく、これらのテーマに焦点を合わせました。著名な先生お二人に特別講演いただくとともに、県立の試験研究機関で継続的な活動をされてきた方々に講演をお願いして、今回の特集を企画しております。

日時

2018年8月1日(水)10:00~17:00

場所

ホテル グランデはがくれ 2F(フラワー ホール)

〒840-0815 佐賀市天神2丁目1番36号

TEL 0952(25)2212 FAX 0952(24)2727

プログラム

※詳細は決まり次第、順次更新いたします。

− 開会 −

開会挨拶

10:10~10:30

九州シンクロトロン光研究センターのご紹介と本報告会の趣旨

妹尾 与志木 / 九州シンクロトロン光研究センター

− 特別講演 −

 

10:30~12:00

加速器施設の突然変異育種利用 − 重イオンビーム育種技術の開発 −

阿部 知子 / 理化学研究所 仁科加速器研究センター

 

ダイズ突然変異体リソースの開発と育種利用

穴井 豊昭 / 佐賀大学 農学部

− ポスターセッション −

 

12:00~13:45

(※昼食休憩を含む。)

− 企画講演 −

 

13:45~15:00

シンクロトロン光を利用した突然変異育種によるキクの品種開発

坂本 健一郎 / 佐賀県農業試験研究センター

 

シンクロトロン光を利用したカンキツ品種開発への可能性

青山 直子 / 佐賀県果樹試験場

 

平衡石のSr:Ca比によるケンサキイカの移動経路の推定

山口 忠則 / 佐賀県 農林水産部 水産課

− 休憩  −

 

− 一般講演 −

 

15:20~17:00

新規水素貯蔵材料の開発

黒岡 和巳 / パナソニック株式会社 プロダクト解析センター

 

高分子の結晶化・融解
~温度ジャンプによるX線小角散乱とX線広角回折その場測定~

野崎 浩二 / 山口大学大学院 創生科学研究科

 

パワー半導体結晶のシンクロトロンX線トポグラフィ-による研究

嘉数 誠 / 佐賀大学大学院 工学系研究科

 

三重津海軍所跡からの出土磁器の元素組成による生産地推定

田端 正明 / 佐賀大学大学院 工学系研究科

− 閉会 −

 

17:00~

閉会挨拶

− 研究交流会 −

 

18:00~19:30

ホテル グランデはがくれ 1F(ハーモニー ホール) 参加費 3,000円

参加について

参加費:無料

※研究交流会は参加費 3,000円 ホテル グランデはがくれ 1F(ハーモニー ホール)です。

参加申込方法

参加をご希望の方は、以下のどちらかの方法で申込をお願いします。

  • インターネットからのお申込み  こちらから
  • メールまたはファックスでのお申込み  Word版  PDF版

(ダウンロードした参加申込書を下記のお申込み、お問合わせ先までご提出ください。)

※研究成果報告会(参加費:無料)は参加を受付いたしますので、どうぞお気軽にご参加ください。研究交流会(参加費:3,000円)の参加申し込みは締め切りました。

主 催          

公益財団法人佐賀県地域産業支援センター 九州シンクロトロン光研究センター

 

お問い合わせ先

九州シンクロトロン光研究センター
利用企画課(研究成果報告会事務局)

担当: 村上、東山、石橋

E-mail: info@saga-ls.jp

  TEL: 0942-83-5017
      FAX: 0942-83-5196