お知らせ
2026年度第Ⅰ期県有ビームライン利用課題を募集します
九州シンクロトロン光研究センターでは、原則として年3回公募(第Ⅰ期(4-7)月分を12~2月頃、第Ⅱ期(8-12)月分を4~6月頃、第Ⅲ期(1-3)月分を9~11月頃)を行っています。
今回、2026年度第Ⅰ期(4-7)月分の県有ビームライン利用課題を募集します。
2026年度第Ⅰ期 県有ビームライン利用課題募集の早見表はこちらをクリック→ PDF 257kb
【ご注意ください】
〇公平な利用を期すためキャンセル料を導入します。詳細は「9. 利用料金」をご確認ください。
【目次】
- 利用課題の募集期間及び利用決定時期
- 利用期間及び運転スケジュール
- 利用申し込み
- 利用区分
- 県有ビームラインと実験手段
- 利用の流れおよび、手続きの詳細
- 持込試料の化学物質リスクアセスメント
- 課題採択の基準
- 利用料金
- 利用決定後手続き
- 利用報告及び研究成果公開について
1.利用課題の募集期間及び利用決定時期
募集期間及び利用決定時期は以下のとおりです。
| 募集期間 | 2026年1月6日(火)午前10時 ~ 2026年2月13日(金)午後5時 |
|---|---|
| 利用期間 | 2026年4月1日(水)~2026年7月31日(金) |
| 利用決定時期 | 2026年3月上旬(予定) |
ただし、以下の利用区分(成果公開型利用(県内)、一般利用、県内中小企業測定支援、委託測定及び委託照射)については、第Ⅰ期の利用期間内に空きがあるビームラインは、募集期間以降の申請も可能です。
各利用区分の募集期間以降の締切等は表2のとおりです。
| 利用区分 | 利用希望月 | 締切 | 利用決定時期(予定) | |
|---|---|---|---|---|
| 成果公開型利用 | 県内 | 5月・6月・7月 | ~3月19日(木)午後5時 | 4月上旬 |
| 6月・7月 | ~4月24日(金)午後5時 | 5月上旬 | ||
| 7月 | ~5月22日(金)午後5時 | 6月上旬 | ||
| 一般利用 | 県内・県外 | 随時募集・都度決定 ※当初募集期間内で申請・採択された課題を先行してスケジュール調整しますので、ご案内できる日程が限られる場合があります。 |
||
| 県内中小企業測定支援 | 県内 | |||
| 委託測定 | 県内・県外 | |||
| 委託照射 | 県内・県外 | |||
2.利用期間及び運転スケジュール
利用可能日(曜日)及び運転スケジュールは原則以下のとおりです。
| 曜日 | 運転状況 | 利用可否 |
|---|---|---|
| 月 | マシンスタディ(調整日) | 不可 |
| 火~金 | 利用日 | 可 |
| 土・日・祝日 | 休所日 | 不可 |
| 曜日 | 入射回数 | スケジュール | 利用可能時間 | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 火 | 2回 ※1 | ~10:00 | 10:00~15:00 | 15:00~16:30 | 16:30~19:00 | ①5.0時間 ②2.5時間 計7.5時間 |
| 入射・蓄積 | ①利用可能時間帯 | 再入射・蓄積 | ②利用可能時間帯 | |||
| 水~金 | 1回 | ~10:00 | 10:00~19:00 | 連続9時間 | ||
| 入射・蓄積 | 利用可能時間帯 | |||||
※1)1日2回入射
電子蓄積リングへの入射・蓄積(電流値300 mA)後、放射光強度(電流値)は約6時間で半減します。このため、15:00~16:30の間に再入射・蓄積(その間の利用は中断)を行うことで、短時間・高強度の測定・照射等が繰り返し必要な場合に効果が期待されます。
- 利用時間帯は10:00~19:00となりますが、ご希望により持込み装置等を夜間に連続稼働させることが可能です。なお、連続稼働には事前の申請が必要です。
詳細は、「お問い合わせ・サポート」ページ(https://www.saga-ls.jp/form/)までお問合せください。 - マシントラブル等により想定課題利用時間帯に60分以上の欠損が生じて予定していた実験ができなかった場合は、実験責任者からの申告により利用料金の請求を行わないことがあります。
ただし、その際の利用時間が4時間を超えている場合は、表6に記載の利用料金(1日)の半額を請求させていただきます。 - 想定課題利用可能時間帯に60分未満の欠損が生じた場合でも運転は19:00に終了します。(延長運転はありません)
- マシントラブルのうち、ビームアボートにより再入射を行った後、再度ビームアボートが発生して予定していた実験ができなかった場合は、実験責任者からの申告により利用料金を請求しないことがあります。
ただし、その際の利用時間が4時間を超えている場合は、表6に記載の利用料金(1日)の半額を請求させていただきます。 - 16:45以降にビームアボートが発生した場合には再入射を行わずに即時運転終了とします。
3.利用申し込み
県有ビームラインへの利用課題応募に際して、実験責任者は、以下の表5に示す利用区分毎の募集要領をご確認の上、課題申請書を当センターへ提出してください。
新規申請はWEB方式で行いますので、以下のフォームにて必要事項をご入力の上、課題申請書、持込試料リスト及びSDSをアップロードし、お申し込みください。(別ページが開きます)
「県有ビームライン 利用課題のお申し込み」
尚、同一期内で異なる課題の実施を行う場合は、それぞれ課題申請書をご提出ください。
- 実験責任者について
- 当センターを利用(課題申請書等の書類提出、実験の実施、利用料金の支払い、成果の報告)するにあたり、全ての責任を負っていただきます。
- 実験当日、当センターに来所し、実験の中心となっていただきます。
- 実験責任者が実験に参加できなくなった場合は、事前にご相談ください。
- 学生は実験責任者にはなれませんが、大学の職員である博士研究員、研究補助員等であれば可能です。
- 実験責任者不在の際は、当センターの判断にて利用をお断りする場合があります。
- 実験参加者について
- 不慮の事故に備えて、全員が傷害保険への加入が必要です。
- 当センターをご利用いただくためには放射線業務従事者登録(後述)が必要です。
| 利用区分 | 募集要領 | 課題申請書様式 (クリックで様式ダウンロード) |
|
|---|---|---|---|
| ※申請には、申請書(Word)と持込リスト(Excel)の2種類をセットでご提出ください | |||
| 県内 | 一般利用 | 「1.利用課題の募集期間及び利用決定時期」に定める募集期間において締め切り、要件審査※2のみを行い、利用の可否等を決定、通知します。ただし、募集枠に空きがある場合は、募集期間を過ぎても、随時受付け致します。 空き状況については、「お問い合わせ・サポート」ページ(https://www.saga-ls.jp/form/)までお問合せください。 |
一般利用(県内)様式 (Word 53kb) 持込リスト記入様式 (Excel 219kb) |
| 成果公開型利用 | 「1.利用課題の募集期間及び利用決定時期」に定める募集期間において締め切り、要件審査と課題評価※3を行い、利用の可否等を決定、通知します。ただし、募集枠に空きがある場合は、募集期間以降も申請が可能です。空き状況については、「お問い合わせ・サポート」ページ(https://www.saga-ls.jp/form/)までお問合せください。 | 成果公開型利用(県内)様式 (Word 54kb) 持込リスト記入様式(Excel 219kb) |
|
| トライアル利用 | 「1.利用課題の募集期間及び利用決定時期」に定める募集期間において締め切り、要件審査と課題評価を行い、利用の可否等を決定、通知します。 なお、半日又は1日の利用が上限となります。 |
トライアル利用(県内)様式 (Word 54kb) 持込リスト記入様式 (Excel 219kb) |
|
| 県内中小企業測定支援 | まずは「利用相談票」を提出いただき、事前相談を行ってください。そこで実施が可能となった場合、募集期間内に利用申請を行っていただきます。 「1.利用課題の募集期間及び利用決定時期」に定める募集期間において締め切り、要件審査と課題評価を行い、利用の可否等を決定、通知します。 ただし、募集枠に空きがある場合は、募集期間を過ぎても、随時受付け致します。空き状況については、「お問い合わせ・サポート」ページ(https://www.saga-ls.jp/form/)までお問合せください。 |
利用相談票様式(Word 28kb) 県内中小企業測定支援様式 (Word 49kb) 持込リスト記入様式 (Excel 219kb) |
|
| 委託測定 委託照射 |
まずは「事前相談票」を提出いただき、事前相談を行ってください。そこで実施が可能となった場合、実施内容等確認書を送付しますので、募集期間内に委託測定申請書又は委託照射申請書を提出していただきます。 「1.利用課題の募集期間及び利用決定時期」に定める募集期間において締め切り、要件審査を行い、利用の可否等を決定、通知します。 ただし、募集枠に空きがある場合は、募集期間を過ぎても、随時受付け致します。空き状況については、「お問い合わせ・サポート」ページ(https://www.saga-ls.jp/form/)までお問合せください。 |
事前相談票様式(Word 13kb) 委託測定申請書(県内)様式(Word 49kb) 委託照射申請書(県内)様式(Word 48kb) 持込リスト記入様式 (Excel 219kb) |
|
| 県外 | 一般利用 | 上記の県内の一般利用と同じです。 | 一般利用(県外) (Word 53kb) 持込リスト記入様式 (Excel 219kb) |
| 成果公開型利用 | 上記の県内の成果公開型利用と同じです。 | 成果公開型利用(県外) (Word 53kb) 持込リスト記入様式 (Excel 219kb) |
|
| トライアル利用 | 上記の県内のトライアル利用と同じです。 | トライアル利用(県外)(Word 54kb) 持込リスト記入様式(Excel 219kb) |
|
| 委託測定 委託照射 |
上記の県内の委託測定・委託照射と同じです。 | 事前相談票様式(Word 13kb) 委託測定申請書(県外)様式(Word 49kb) 委託照射申請書(県外)様式(Word 48kb) 持込リスト記入様式 (Excel 219kb) |
|
4.利用区分
利用区分は 県内利用/県外利用 及び 利用情報※4の公開※5/非公開により、利用料金が異なります。
- ※4「利用情報」・・実験者所属・実験者名、実験課題名、実験内容・結果等をいいます
- ※5「公開」・・利用報告書の公開、論文(査読付)の公開等をいいます(後述)
表6に本募集の利用区分と利用要件(利用対象、成果情報の取扱い及び利用料金)についてまとめて示します。
| 利用区分 | 利用対象 | 成果情報※6の取扱い | 利用料金(税込) /最小申込単位 |
|
|---|---|---|---|---|
| 県内 | 一般利用 | 産・学・官 | 非公開 | 141,500円/日 |
| 成果公開型利用 | 産・学・官 | 公 開 | 14,100円/日 | |
| トライアル利用(半日) | 産・学・官 | 非公開 (利用情報※7除く) |
無料(初回1回のみ利用可) | |
| トライアル利用(1日) | 産・学・官 | 非公開 (利用情報※7除く) |
無料(初回1回のみ利用可) | |
| 県内中小企業測定支援 | 県内中小企業※8 | 非公開 | 52,900円/4h | |
| 委託測定(半日) | 産・学・官※9 | 非公開 | 88,300円/4h | |
| 委託照射(3h) | 産・学・官※9 | 非公開 | 59,600円/3h | |
| 県外 | 一般利用 | 産・学・官 | 非公開 | 283,100円/日 |
| 成果公開型利用 | 産・学・官 | 公 開 | 56,600円/日 | |
| トライアル利用(半日) | 産・学・官 | 非公開 (利用情報※7除く) |
70,700円/4h(初回1回のみ利用可) | |
| トライアル利用(1日) | 産・学・官 | 非公開 (利用情報※7除く) |
141,500円/日(初回1回のみ利用可) | |
| 委託測定(半日) | 産・学・官※9 | 非公開 | 238,700円/4h | |
| 委託照射(3h) | 産・学・官※9 | 非公開 | 169,100円/3h |
※6 「成果情報」
- 県内の成果公開型利用の場合は、公開が必須であり、3年以内に論文誌掲載(査読付)を原則としますが、当センターで実施した技術情報を含む次のものを提出することも認めます。
・学会発表をした場合は、そのプログラムと予稿
・第三者が容易に入手できる活動報告書等
なお、提出方法として、上記の成果情報がインターネットで公開されている場合は該当する箇所のURLを報告いただくことで構いません。 - 県外の成果公開型利用の場合は、3年以内に論文(査読付)を学術誌等への掲載をお願いします。
※7 「利用情報」:実験者所属・実験者名、実験課題名、実験内容・結果等をいいます。
※8 「県内中小企業」:佐賀県内に存する中小企業法(昭和38年法律第154号)に定める中小企業者又は法人格を有する中小企業者の団体をいいます。
※9 委託測定・照射は課題申請書提出の前に事前相談を行っていただく必要があるため、委託測定・照射事前相談票をお早めにご提出ください
【制度の運用指針】
- 募集課題採択における利用区分の優先順位について
①県内の一般利用
②県外の一般利用
③県内の成果公開型利用
④県外の成果公開型利用
⑤県内中小企業測定支援
⑥県内のトライアル利用
⑦県外のトライアル利用の順とします。(委託測定・照射については一般利用に準じます。) - 成果公開型利用及びトライアル利用で採択する上限日数について
利用料金を廉価に設定している成果公開型利用とトライアル利用については、ビームラインごとに年間のユーザー利用に供する日数の30%の日数を上限とし、2026年度の上限日数は、第Ⅰ期は19日、第Ⅱ期は9日及び第Ⅲ期は13日とします。 - 県内利用区分について
利用区分の県内に該当するのは、佐賀県内に登記上の本店がある法人又は佐賀県内に支店や事業所を有し、事業を営んでいる法人(「県内法人」という。)であり、かつ、実験責任者が県内の本・支店や事業所の社員等であることを要件とします。 - 九州域内の県立試験研究機関の利用について
本県以外の九州7県の県立試験研究機関は、県で取り組んでいる研究機関相互の利用連携の一環で、県内利用(成果公開型利用)扱いとして運用します。 - 県内利用者と県外の機関等が連携しての利用について
県内利用者(産・学・官)と県外の機関等(産・学・官)が連携して利用する場合は、県内利用扱いとして、県内利用区分を適用します。 - 利用情報及び成果情報が未提出の際の新規申請について
これまで当センターを利用していただき、利用情報及び成果情報の提出が求められていて、期限内に提出していただけていない場合は、成果公開型利用及びトライアル利用の新規申請をお断りさせていただきます。 - 利用申請書の変更・修正について
成果公開型利用及びトライアル利用については、新規で提出いただいた申請書の変更・修正は認めません。(ただし、実験参加者に変更があった場合は、変更申請書を提出してください。)このため、内容に誤りがないかを再確認していただいた上で申請をお願いします。
以下に、各利用区分の要点を示します。
【県内】
(1)一般利用
- 趣旨:科学技術の振興に寄与することにより、「地域の産業の高度化」や「新産業の創出」を行うという当センターの設置目的に沿った利用
- 利用対象:企業、大学及び高等専門学校等(以下「大学等」)及び公設試
- 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:141,500円/日(税込)
(2)成果公開型利用
- 趣旨:論文等により目覚ましい成果の発信が見込まれる課題又は佐賀県に対する貢献が見込まれる課題で、いずれも利用成果公開を前提とした利用
- 利用対象:主に大学等や公設試を想定しているが、企業も利用可
- 利用情報:上記※4を記した利用報告書の提出が必要
- 成果情報:公開が必須であり、3年以内に論文誌掲載(査読付)を原則とするが、当センターで実施した技術情報を含む次のものを提出することも認める
1)学会発表をした場合は、そのプログラムと予稿
2)第三者が容易に入手できる活動報告書等
なお、提出方法として、上記の成果情報がインターネットで公開されている場合は該当する箇所のURLを報告いただくことで構いません。 - 利用料金:14,100円/日(税込)
(3)トライアル利用
- 趣旨:これから当センターの利用を考えられている方で、これまで放射光技術を使われたことがない方や放射光施設の利用経験はあるが初めて当センターを利用してビームラインの性能把握を行って将来の論文作成につながる実験などの試行利用で初回1回のみ利用可
- 利用対象:企業、大学等及び公設試
実験責任者及び全ての共同実験者が初めて当センターを利用される場合に限る。初めての方がビームラインを利用して実験手法を確認していただく制度なので、当センターの利用経験がある方は、トライアル利用はできません。これに反していることが判明した場合は、トライアルでの利用をお断りします。)
ただし、利用したことがないビームラインで実験手法を試す場合や利用したことがあるビームラインであっても異なる実験手法を試す場合は、当センターの利用経験がある方でも利用可 - 利用情報:上記※4を記した利用報告書の提出が必要
- 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:無料/半日と無料/日
(4)県内中小企業測定支援
- 趣旨:事前の打ち合わせに基づき、計画・測定を研究センターが代行する利用後は、協議の上、共同研究や委託研究等に移行して当該中小企業を継続支援
- 利用対象:佐賀県内の中小企業
※中小企業とは、中小企業基本法(昭和38年法律第154号)に定める中小企業者又は法人格を有する中小企業者の団体をいう。 - 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:52,900円/4h(税込)
(5)委託測定
- 趣旨:利用者の利便性を図るため、利用者から測定を委託された試料を事前相談で合意した手順にて研究センターが測定を代行する利用
- 利用対象:企業、大学等及び公設試
- 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:88,300円/4h(税込)
※測定試料は委託者に送付又は持参して頂き、返却は原則着払いで送付となります。
(6)委託照射
- 趣旨:利用者の利便性を図るために設けたものであり、利用者からシンクロトロン光の照射を委託された試料を事前相談で合意した手順にて研究センターが照射を代行する利用
- 利用対象:企業、大学等及び公設試
- 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:59,600円/3h(税込)
※測定試料は委託者に送付又は持参して頂き、返却は原則着払いで送付となります。
【県外】
(1)一般利用
- 趣旨:科学技術の振興に寄与することにより、「地域の産業の高度化」や「新産業の創出」を行うという当センターの設置目的に沿った利用
- 利用対象:企業、大学等及び公設試
- 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:283,100円/日(税込)
(2)成果公開型利用
- 趣旨:論文等により目覚ましい成果の発信が見込まれる課題で利用成果公開を前提とした利用
- 利用対象:主に大学等や公設試を想定しているが、企業も利用可
- 利用情報:上記※4を記した利用報告書の提出が必要
- 成果情報:公開が必須であり、3年以内に論文誌掲載(査読付)が必要
- 利用料金:56,600円/日(税込)
(3)トライアル利用
- 趣旨:これから当センターの利用を考えられている方で、これまで放射光技術を使われたことがない方や放射光施設の利用経験はあるが初めて当センターを利用してビームラインの性能把握を行って将来の論文作成につながる実験などの試行利用で初回1回のみ利用可
- 利用対象:企業、大学等及び公設試
実験責任者及び全ての共同実験者が初めて当センターを利用される場合に限る。初めての方がビームラインを利用して実験手法を確認していただく制度なので、当センターの利用経験がある方は、トライアル利用はできません。これに反していることが判明した場合は、トライアルでの利用をお断りします。)
ただし、利用したことがないビームラインで実験手法を試す場合や利用したことがあるビームラインであっても異なる実験手法を試す場合は、当センターの利用経験がある方でも利用可 - 利用情報:上記※4を記した利用報告書の提出が必要
- 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:70,700円/4h(税込)と141,500円/日(税込)
(4)委託測定
- 趣旨:利用者の利便性を図るため、利用者から測定を委託された試料を事前相談で合意した手順にて研究センターが測定を代行する利用
- 利用対象:企業、大学等及び公設試
- 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:238,700円/4h(税込)
※測定試料は委託者に送付又は持参して頂き、返却は原則着払いで送付となります。
(5)委託照射
- 趣旨:利用者の利便性を図るために設けたものであり、利用者からシンクロトロン光の照射を委託された試料を事前相談で合意した手順にて研究センターが照射を代行する利用
- 利用対象:企業、大学等及び公設試
- 成果情報:非公開とすることができる
- 利用料金:169,100円/3h(税込)
※測定試料は委託者に送付又は持参して頂き、返却は原則着払いで送付となります。
5.県有ビームラインと実験手段
●課題申請書の「実験の方法」欄に必ずご記入ください。| BL07 | X線イメージング(位相・吸収・マイクロCT)、高エネルギーXAFS、蛍光X線分析 |
|---|---|
| BL09 | 単色・白色X線トポグラフィ、照射(加工、放射線効果) |
| BL10 | 軟X線XAFS※11、角度分解X線光電子分光 |
| BL11 | XAFS(16keV未満)、X線小角散乱 |
| BL12 | 軟X線XAFS、X線光電子分光 |
| BL15 | X線回折、X線反射率測定 |
| BL18 | EUV透過・反射率測定、EUV露光 |
※10 試料環境制御(加熱やガス使用等)が必要な実験は、申請書提出後に研究センター側から利用相談の打診を行う場合があります。
※11 水平直線偏光以外の偏光モード利用を希望される場合は、事前にご相談ください。
6.利用の流れおよび、手続きの詳細
初めてのご利用、あるいは新規課題でのご利用等につきましては利用相談をお勧めします。
「利用相談」ページ → https://www.saga-ls.jp/guide/consultation/
以下、利用の流れを図1に、利用手続きの詳細を図2に示します。また、委託測定と委託照射の流れを図3に示します。
<図1 利用の流れ(委託測定・委託照射を除く)>
<図2 利用手続き詳細(委託測定・委託照射を除く)>
<図3 委託測定と委託照射の流れ>
7.持込試料の化学物質リスクアセスメント
当センターのご利用に際し、持込む全ての化学物質についてリスクアセスメントを実施していただきます(当センターに既に準備されている化学物質(標準物質)を含みます)。リスクアセスメントは申請課題の採否に直接影響を及ぼすものではありませんが、安全衛生の観点から必ず、実施をお願いします。
詳しい実施方法は「化学物質のリスクアセスメント」のページををご参照ください。
「化学物質のリスクアセスメントについて」→https://www.saga-ls.jp/guide/safety/risk-assessment/
8.課題採択の基準
ご提出いただいた課題申請書は、書式、必須事項の記載等を確認の上、受理します。
受理後、次の基準に基づき要件審査を行い、採択・不採択を決定します。
要件審査
- 実験の安全性が確保されていること。
- 利用に係る技術的問題がないこと。
- 公序良俗に反するものでないこと。
また、利用情報の公開が必要な利用区分(表6参照)の課題申請書は、要件審査に加えて課題評価(図1参照)を行い、採択・不採択を決定します。
課題評価
- 申請者が利用を希望する県有ビームラインについて、一般利用、中小企業測定支援、共同研究利用の合計日数がビーム供給日数を超過する場合は課題評価の結果に関わらず採択しません。 なお、一般利用については先着順で採択します。
- 審査課題は、利用料金を廉価に設定していることから、課題評価委員は、成果公開型利用の課題は論文掲載等の目覚ましい成果が期待できるかに重点を置いて評価を行い、トライアル利用の課題は将来、当センターでの一般利用又は成果公開型利用につながるかに重点を置いて評価を行い、最終的に優先順位を付します。
また、県内利用の審査課題の場合は、県外利用より優先することを考慮して優先順位を付します。 - 課題審査委員会では、各課題評価委員の評価結果(優先順位)を基に委員全員で協議を行い、採択する課題を決定します。
また、利用予定のビームライン担当研究員は、関係する課題を評価して優先順位を付すものとし、委員会の協議の際に参考とします。
9.利用料金
利用区分毎の利用料金として表6に記載の額をご負担いただきます。利用終了後、実験責任者宛てに請求書をメールにて送付します。請求先が実験責任者と異なる場合は、事前に申し出てください。
※見積書、納品書は発行しておりません。見積書については、公開している利用料金表をご参照ください。
※利用決定通知日から7日を経過した時点で利用日確定として取り扱います。確定後のユーザー都合でのキャンセル及び日程の変更があった場合、表6に記載の正規の料金を申し受けます。
10.利用決定後の手続き
| 提出・申し込み締め切り | 提出書類 | 様式・リンク |
|---|---|---|
| 利用日7日前まで | 誓約書≪必須≫ | 誓約書(word 207kb) |
| 宿泊申込書(希望者のみ) | 宿泊棟ページへ(https://www.saga-ls.jp/about/gallery/stay/) | |
| 利用日10日前まで (原本必着) |
放射線業務従事者登録申請書兼放射線作業従事承諾書(年度内初回利用時) | 放射線業務従事者登録ページへ(https://www.saga-ls.jp/guide/safety/registration/) |
実験責任者や実験参加者に変更がある場合
- 原則として利用申請書提出時の実験責任者の変更はできませんが、やむを得ず実験責任者が来所できなくなった場合は、事前にご相談ください。
なお、変更する実験責任者は、実験参加者の中から選出してください。(「実験代理責任者代理申請書及び誓約書」のご提出が必要となります。) - 実験参加者に変更がある場合は、事前にご相談下さい。(「実験参加者変更届」のご提出が必要となります。)
宿泊棟をご利用される場合
- 申込期日以降の申込や変更については、施設管理の都合上、お断りさせていただく場合がございますので、ご留意ください。
- ご利用希望の方は、「宿泊棟」ページにて概要を確認の上、お申し込みください。
「宿泊棟」ページ→https://www.saga-ls.jp/about/gallery/stay/
利用前14日以降に持込試料等の変更希望があった場合は、対応いたしかねますのでご留意ください。
11.利用報告及び研究成果公開について
利用報告及び研究成果公開が必要な利用区分については下記ページを参考にご対応をお願いします。
- 「成果報告」ページ → https://www.saga-ls.jp/guide/procedure/report/
■お申し込み
「県有ビームライン 利用課題のお申し込み」のページよりお申し込みください。
■お問合せ先
〒841-0005 佐賀県鳥栖市弥生が丘八丁目7番地
九州シンクロトロン光研究センター
利用企画課
安全管理室
TEL:0942-83-5017 FAX:0942-83-5196
※営業日:祝祭日を除く月曜日から金曜日
営業時間:8:30~17:15(12:00~13:00を除く)