包括利用

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1 目的

佐賀県内では研究開発部署や専門の職員を有していない企業もあることから、放射光を使った課題解決の実施はハードルが高くなっています。

このため、九州シンクロトロン光研究センター(以下「センター」という。)による試料の測定等を含む包括的な利用制度を創設して、県内企業の放射光による課題解決を支援します。

あわせて、当制度は放射光利用の入門として位置付けており、様々な企業活動において放射光を利用できる人材を育成してまいります。

2 制度概要

(1)対象課題

  • 佐賀県内に登記簿上の本店がある企業又は佐賀県内に主たる事業所を有し事業を営んでいる企業が行う試験・研究等に関する課題

(2)利用手続き

  • 包括利用に関する相談票(包括利用)の提出 ※随時、受け付けています。
  • 事前打合せ
  • 包括利用申込書の提出
  • 利用課題の採択
  • センターによる試料測定 ※県内企業の立会が望ましい。(人材育成)
  • 事後打合せ(測定結果の説明)

(3)測定日

  • 利用申込書の提出日から概ね60日以内

(4)利用料金

  • 48,400円/半日

※測定する試料の搬入や搬出は県内企業で行ってください。
※本利用において取得した物品に係る権利は、費用を負担した者に帰属します。
※試料等の保管、測定等を行った際に破損等の損害が生じた場合、センターの過失によるものを除き責任を負いません。

(5)秘密保持

(6)特許権等の産業財産権

  • 特許出願の際は、あらかじめ県内企業とセンターは協議すること。

※企業の単独出願を認めるか、センターと企業の共同出願とするか両社で協議して、決定します。

3 施行

  • 2020年4月1日

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